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東日本大震災から1年.もちろん1周年の哀悼ムードに
水を差すわけではないんだけど,どうもこれがわからない.
「絆」とか「勇気」という言葉がやたらと使われる頻度が
上がったけれど,絆ってなんでしょうね.日本文化って
「ぼかす美学」があると言われ,白黒はっきりつけない事が
特徴,と言われたりするけど.原発事故に関しては
実態の無い「絆」「勇気」で問題をすり替えてはいけないん
です.がれきの全国への受け入れ・食べて支援,
これらは絆なのか?福島にある放射能をがれきに付着,
作物に含有という形で全国へ拡散させる.これは明らかに
おかしい.可哀想とか絆とか,感情で動いてはいけない物の
最たるもの.「基準値未満だから大丈夫」と言われても,
そもそも数字のマジックに弱いのは日本人特有.
500ベクレルなんて狂った基準値に設定して大丈夫と
言われてもねぇ.チェルノブイリで放射能の直撃を受けた
ウクライナの基準値は20ベクレルなんですが.海外から等
から批判を受け,今年から基準値がだいぶ下げられるみたい
ですが,それだけでも基準値を根拠にする事が危うい事が
わかる.500ベクレルなんて核戦争の戦時中の基準値.
感情論抜きで言えば,福島県は処理に集中する地域として
農業禁止・がれきの拡散禁止,がれきは時間がかかっても
拡散を防ぐため福島県内で少しずつ処理をする.
しかし人間には感情があるので,それを100%冷血的に
進めるわけにはいかない.よって長年そこに住んでいた人,
農業に従事していた人に対してどのラインで手を打つか.
そこを政府は考えなければいけないのに.本来なら
感情論に走りがちな国民に対して冷静に自制を求める
立場でしょう?それができていない.がれき受け入れは
助け合いとは別次元かと思うんですがね.
それは政権中枢に基準値に対する意識が乏しいから.
意識があったらあんな基準値の動かし方はしない.
先月出た第3者機関による調査報告書で明らかになった
政権中枢の混乱っぷりを見ても,知識経験の無さが露呈した
形になっている事がわかる.
旧ソ連は国土が広かったから,周辺住民は強制移住させる
場所があった.日本は土地が狭い.あんな派手に放射能を
ばらまかれたら,日本国内どこに逃げても100%
避け切るのは不可能.だからこそ封じ込めは徹底的に
やるべきなのに.
5年後も政府,同じ事が言えているんだろうか.
まだ1年だから放射線障害の有無は何とも言えません.
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