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日テレ記者死亡 社長らが会見
http:// 例えばある登山者が山で遭難して,遭難したからその登山者は山をなめて いたとか装備が甘かったとか,それは言い切れない. 経験のあるスペシャリストが細心の注意を払って適切な装備で登っても, それでも遭難する時には遭難してしまうのが山の怖い所.もちろん甘く見たり装備が 適切でなかったら遭難のリスクはグッと高まってしまうわけだけれども. 夏でも標高が上がれば100mごとに0.6℃下がるし,大気が乾燥していれば 100mごとに1℃下がる.去年女峰山に登った時は,麓が30℃なのに山小屋は 5℃だった.今回は秩父だから標高はそこまで高くないにしても,連日の 豪雨で足元がぬかるみ,滑落した可能性は十分ある.滑落なんて大げさな 言葉でなくても,転んで頭をぶつけても死ぬ時は死んでしまう. 「遭難」というと「冬山で凍死」のイメージが強いけれど,難に遭えば 遭難だから夏だって十分ありうる話. また単独行ではなくグループを組むべきだというのが一般的だけど グループを組む場合はグループ内で意識が統一されてないと逆に危険だね. 誰か好き勝手なことをやってたりみんなバラバラだとグループは逆に ものすごいリスクになってしまう.谷川岳に登った時は,20~30人くらいの ツアーグループがたくさんいてビックリした.登山でのツアーは参加する気に ならないなぁ….経験も体力もバラバラで,しかも当日顔を初めて合わせて お互いの性格も知らない.ありゃガイドさんも必死だろうな.そもそも 20~30人のグループって完全に超過人数だと思う.仮に自分がガイドとして 束ねろと言われたら100%断る. 今回亡くなったカメラマンは山岳経験がかなり豊富な人だったらしい. ただ経験があっても遭難はするし,ましてや登山目的ではなく取材が 目的だから足元に集中できなかったという面もあるのかな. 予定外の行動とか,まだ原因は完全にわからないけれど人が2人 亡くなっているんだからそれに関してはご冥福を祈るばかりです. ただ,こういう事故が起こると決まって出てくる登山否定論は早計. 正直自分が登山の面白さを知る前は「高い所に登って降りてくる だけじゃん.面白いの?危険なくらいならやらなきゃいいのに」と 思った事も実は過去にはあった.でも山に登るというのは面白いと いうだけではなく,国土のかなりの部分を森林と山が占めているのに 山の事を知らなくて日本人どうすんだ,という面もあるんですよね. そこに住む動物の生態・山の実態を知らないと保全もできないし 治水もできない.火山も多いので危険回避の情報も集めなければ いけない.専門家だけではどうしても情報が不足するから,意外に 一般登山者からの自治体に寄せられる生の情報の量と質って貴重 という一面がある. でもね,登山は必要な事であると同時にすっごい楽しいの. 正直な所人生の一部.リタイアしたら死ぬまで山に登る毎日にしたい. こういう事故が起こって変な規制がかからないことを祈りますよ. やれライターで事故が起こったからライターを規制しろとか. こんにゃくゼリーがあぶないから発売中止にしろとか. 悪いのはライターやこんにゃくではないし,それが悪いのなら正月の餅は 発売禁止にしなきゃいけないことになる. 過保護にしてどんどん人間が打たれ弱くなっていくのを憂慮します. 以下,記事 「非常に有能な、しかも意欲的な記者2人を失ったことは本当に残念」―。埼玉県秩父市のヘリ墜落現場取材で、社員2人が死亡した日本テレビでは1 日夕、細川知正社長らが東京・汐留の本社で急きょ記者会見。細川社長は「大変驚き、衝撃を受けている。取材中の事故でお騒がせしたことを心からおわび申し 上げます」と陳謝した。 会見は同社18階で1時間余りにわたって行われ、細川社長と渡辺弘報道局長、杉本敏也報道局次長の3人が臨んだ。 細川社長らによると、死亡したカメラマン川上順さん(43)はアラスカや中国などで取材を経験した「山岳取材のスペシャリスト」。同社の山岳取 材班の中心的存在で、装備も一元的に管理していた。記者北優路さん(30)は警視庁クラブやさいたま支局で事件事故や裁判の取材を経験し、今回の墜落事故 でも初動段階で現場取材を担当。大変仕事熱心だったという。 今回の取材は、墜落事故を検証するニュース番組を作るため、地上から事故現場の映像を撮りたいと現場サイドが要望。小型カメラ携行とガイド同行を条件に、社会部長が1日限りの取材を許可した。 杉本次長は「適正な装備の上で、十分な準備、ガイドを付けた態勢で取材可能と判断した。結果として判断が甘かったとの指摘があれば、そのそしりは免れない」と力なく語った。 2人がガイドの判断でいったん入山口に引き返した後、再び入山した理由について「大変知りたい。事前の打ち合わせと違う行動をどうして取ったのか…」と困惑した様子で話した。 PR |
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