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センター試験化学 分析 化学基礎・化学とも昨年より難化.化学基礎は昨年が簡単すぎだったから難化は確実なんだけどだいぶ差がある.もちろん難度が上下動してもそれに対応できる実力をつけておくことは大切なんですが,もちっと問題作成側もなるべく一定の点数になるような配慮をお願いしたいかな.ましてや化学基礎は昨年から始まった科目だしどうしても昨年のものを基準にして考えざるを得ない.年度によって大きな差はあっても数年で見たらトータルでバランスが取れているという見方もできるが,受験生にとってはその年度がすべてなんだからさ.数学ⅡBはあまりにも難しかった昨年よりは易化だが,それでも予想平均点は40点台半ばと言われているので難しすぎることに変わりはない.ここは改善をお願いしたい. 【化学基礎】 個人的予想平均点 27~28点(50点満点) 【化学】 個人的予想平均点 55点(100点満点) 第1問 基本的.ここで得点を稼ぎたいが,問1の選択肢の多さ,問2の面心立方格子に関する聞かれ方も断面における原子の場所までしっかり見ていたか.内容は基礎的だが精神的にスッと入っていけたか.動揺してしまうと問3で水蒸気圧をうっかり失念してしまうこともあるかもしれない. 第2問 問3~6までの計算4連発が重い.問3問5を取れないと第2問全体が崩れる.問4は2次私大レベル.そこまでやっていれば最初は面食らうが落ち着いて解けば大丈夫.「化学はセンターまでしか使いません」という層が取りこぼしたか.旧課程ではセンターと2次私大の範囲が異なったため「出ない問題」はあったが,新課程では全範囲かぶるため,以前よりもセンターと2次私大の境界線があいまいになっているのも確か.「センターしか化学はいらないのでセンターしか問題解きません」は通用しないことを思わせる1問.問6が意外にやらかした受験生,多かったんじゃないか.過マンガン酸イオンとニクロム酸イオンがそれぞれ1molあたり奪える電子の比から行けばいいんじゃないのかな?ということに目を奪われると「実は過マンガン酸カリウム水溶液とニクロム酸カリウムの濃度が違う」ことを見落として⑤を選ぶ. 第3問 問5問6が目新しい.特に問5はただアンモニア水を加えるだけではなく,それが少量なのか過剰なのかまで考えないと最初に二手に分かれたものがわからない.正直センターはネタ切れなのでこういうひねり方をしないと「またこのタイプか」という印象を持ってしまうのも事実. 第4問 問1のシクロヘキサンがセンターレベルとしては難しいがほかの選択肢の判断は簡単.消去法で取れる.問4は計算が面倒.解法をわかっていてすぐ動ける力がないと,水素の物質量を出して油脂と水素の物質量比から二重結合の数を出し飽和脂肪酸の一般式から選択肢を絞るのはかなりの作業量.問4 これもねぇ・・・なんか2次私大とセンターの境界線があいまいなことを表す1問に見える.従来幾何異性体の判別ができればそれで点数が取れていたものがさらに突っ込んだ問題になっている.問5は少々細かい知識もあるけれど,解答の選択肢は明確なので2問ともとりたい. 第6問 問1が難.構造式を書いてアクリロニトリルa個,ブタジエンb個からなる図が書ければ難しい問題ではないのだが・・・ただそれは2次私大って視点から見ればの話.センターという視点から見ると難しめ.問2は単量体がわかっていればいいのだが,似た構造式を並べているので注意力が必要. 第7問 問1はグリシンの分子式が75ということを知っていれば繁雑な計算を回避できる.トリペプチドの分子量を求めた後,Nの質量パーセントを出さねばならないことを考えると計算の前半戦はスピーディーに.問2 なんぞこれ.今回一番驚いた1問.まあ水素結合がどういう仕組みかがわかっていれば「ああそういうことね」となるんだが,これ少し前の大阪大の2次で出てたよなぁ.うちの予備校の冬期講習のハイレベル向け講座のテキストでも出ていた.2次私大レベルで戦える実力を持っていても問題のからくりに気付くのは実力を要する.冬期テキストの問題解いていたからここで取れたって人も多かったんだろうなぁ. 昨対難化ではあると思うが,授業で言い続けてきたようにほかの受験生も条件は同じ.難しい!と思ってもそれはほかの受験生も思っている.必要以上に気にせず,現状を冷静に判断し,とにかくできる限り早く2次私大対策に切り替えること.この切り替えが遅くなるほど不利になる. PR |
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